4年次生は、卒業論文の執筆を中心に学習を進めていくことになります。
卒業論文は、ただ必要な枚数を書き上げて提出すればいいようなものではありません。4年間の学びの集大成として、学士号にふさわしい学問的なものでなければならないのです。
卒業論文では、レポートと異なり、自分自身で研究テーマを設定する必要があります。また、多くの人にとって学術的な論文を書くというのは、初めての大きな挑戦であることしょう。
指導教員(メンター)は調査の方法から学術的な文章の書き方まで、適切な助言と指導を通じて、卒業論文の執筆をサポートします。
しかしそのためには、まず自分自身の関心や研究テーマ、論文の作成計画などをメンターにきちんと伝えなくてはなりません。
自分自身のこれまでの学びの成果を振り返り、メンターとよく相談しながら、卒業論文の執筆に臨みましょう。
卒業論文の題目・概要報告と中間提出
哲学科では、卒業論文の指導をよりきめ細かく行うために、論文執筆の途中で2つの期限を設定しています。
1つは卒業論文の題目・概要の報告です。
4年次の卒論指導が始まり、テーマ等が明確になった6月中旬に、卒業論文のテーマと研究の意図・概要を提出してもらいます。
もう1つは、卒業論文の中間提出です。
10月には、論文の目次と草稿の一部を提出してもらいます。
いずれも卒業論文の執筆の意思と進行状況を確認するためのものです。
詳細は掲示によって周知します。
卒業論文の提出
卒業論文は12月の定められた期間内に提出します。
提出する論文には、書式等の規定があります。
卒業論文に関するガイダンスが例年11月に行われますので、必ず出席するようにして下さい。